最近、浴室灯は消したまま、隣接する洗面室の照明を頼りに入浴する というプチ節電メソッドを編み出しました。
全面ガラスのおかげで、洗面室のあかりが浴室側にバッチリ届くのです。 この手法を採用することで、家族で浴室と洗面室を同時に使用する場合でも、灯す照明は洗面室側のみで済む というわけです。
冒頭で 「節電」 と言いましたが、省エネのためにやせ我慢して嫌々やっているわけではありません。
洗面室からガラス扉を通して浴室内へ届く光のおかげで実用上の不便はなく、ほんのりとしたあかりは逆に浴室灯にはない癒しと落ち着きを与えてくれます。 露天風呂風味とでも申しましょうか。
そもそも、浴室も洗面も低消費電力のLED照明なので省エネ効果なんてたかが知れたものです (1日20分の効果があったとしても年間約2kWh。 料金にして50円くらい)。
そのように考えていくと、われわれはむしろこの雰囲気を積極的に楽しんでいるというほうが正しいのかもしれません。 何せ、ふだん省エネなんて歯牙にも掛けようとしないノーテンキな次男坊までが自発的に実践している光景をたびたび見かけるほどですから。
あえて欠点を挙げるとするなら、洗面室側からは入浴中の家族が薄暗い中で真剣に悩んでいるように見えて心配になることくらいでしょうか。

当の本人は鼻歌歌ったりしてだいたいゴキゲンなんですけれども。
なお、気分によってはガッツリ明るい照明の下で入浴したいこともありますので、浴室灯設備がわが家にとって無用の長物だった なんてことはないのであります。
以上、毎回毎回 「あぁしまったここはこうしておけばよかった!」 みたいな話ばかりではアレなので、今回はその逆、建築前には想定しなかったメリットについてご紹介致しました。
かなりマニアックですけどね (笑)。

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