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注文住宅の見積もりで損をしないために

最近某HMで注文住宅を建てた友人の経験談をご紹介します。 


友人は慎重な性格で、契約にあたってはまず設備等の仕様をしっかり固めてからという考えを持っていたのですが、「変更は後でいくらでもききますからまずは契約を」 と営業氏に促され、そういうことならとその時点での大雑把な見積もりをベースに工事請負契約を締結したそうです。 

その後の詳細検討により、設備の追加やグレードアップ等で100万円の追加コストが発生しました。 ところが、修正された積算書を見ると増加額は110万円になっている。 訝しく思って内訳をチェックすると、「諸経費」 の名目で10万円が追加計上されているではありませんか。 

以下、両者のやり取りです。 

友人: 「この 『諸経費』 という項目は初めて見たのですが?」 

営業氏: 「それは、仕様変更に伴う費用ですね。 追加金額の10%をいただいています。」 

友: 「なるほど。 もし契約前にこの100万円が計上されていたらどうなっていたのでしょう?」 

営: 「諸経費の10万円は発生していなかったことになります。」 

友: 「つまり、全く同じ家でも、仕様を最初に固めておくか後で追加するかによって価格が変わってくると?」 

営: 「そういうことになります。」 

友: 「最初に仕様を固めておきたいとお願いした際、後でいくらでも変更可能という話でしたよね?」 

営: 「はい。」 

友: 「その時、追加分には10%の諸経費が乗せられるという説明はしていただけましたっけ?」 

営: 「…いいえ。」 

友: 「最初に仕様を固めたいというこちらの希望を引っくり返したのはそちらですよね?」 

営: 「……はい。」 

友: 「そのために発生する可能性のある追加コストについて説明して下さらなかったのは何故ですか?」 

営: 「…………」 

友: 「…………」 


この話が最終的にどうなったかと申しますと、HM側が自らの非を認めて和解、追加仕様にかかる諸経費は請求されないことになり、事なきを得たそうです。 よかったよかった。 



注文住宅費用の中の 「諸経費」 は、施主にとってはブラックボックスになりがちな項目であり、トラブルの原因となることもしばしばという話を聞きます。 
諸経費に関する対応はHMによってまちまちであると思われますが、事前の説明なしで、当該仕様が事後追加であった場合にのみ諸経費を計上する (結果、全く同じ仕様の住宅の価格が、契約後の追加の有無によって異なることになる) というやり方は、私も問題であると感じます。 


こういったトラブルから身を守るための処し方につき脳内シミュレーションを試みたところ、

(1) 予め、HMに対して諸経費発生の仕組みについて確認しておく 

あるいは (若干裏ワザめきますが)、

(2) 契約時点では 「全部入り」、すなわち、希望する可能性のある設備は目一杯全部、各設備のグレードについても希望する可能性のあるいちばん高いレベルで見積もっておく (※減額の場合には諸経費を発生させづらいと推測されるため) 

こういった手段が有効なのではないかという結論に達しました (あくまでも机上の空論に過ぎぬためこれで万全とは言えませんが…)。 


以上、これからHMとの契約に臨まれる方のご参考になれば幸いです。 


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姉さん、今回は画像も笑いも入れられず息が詰まりそうです! 
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木製サッシを見合わせた理由

13070201未塗装

木製サッシ塗装メンテは一通り終了したわけですが、実はキシラデコールを塗っていない窓が3箇所あるのです。 


13070203浴室

浴室と、


13070202洗面室

洗面室上部のはめ殺し窓と、


13070204ロフト

ロフト。 


いずれも木製サッシではないため、キシラメンテ対象外なのでした。 
3箇所それぞれに、木製を避けた理由があります。 

【浴室: カビ発生リスクの回避】 
バスルームも木製サッシ標準としているハウジングメーカーもあるようですが、ジューテックでは湿気でカビが発生するおそれがあるとして不採用を強く勧められました。 (そのわりには別の所でカビ発生してるじゃんという話もありますがここでは深く突っ込まないでおきます) 
 
【洗面室: メンテナンスが困難】  
この窓ははめ殺しで、しかも2階に位置するため、もし木製サッシにしたらキシラメンテのために足場を組まなくてはなりません。 論外。 
そのほか、特殊な形状のためフルオーダーでコスト高になってしまうことも意識したと記憶しています。 

【ロフト: カッコつけるだけ無駄 (というかコストダウン)】  
建物の裏側、かつ2階よりも更に高い位置になるため外から他人の目にふれにくい (居住者ですら見づらい) うえ、ロフトの主用途はあくまでも物置。 こんな場所に高価な木製サッシは不釣り合いであると判断したわけです。 


これらの窓、家の外からはこんな具合に見えます。 

13070205浴室
浴室。 

13070206ロフト・洗面室
ロフト&洗面室 (下から見上げてこれが限界の構図。 ねっ見えにくいでしょ?)。 

いずれもサッシの色はサイディングに近いダークブラウンを採用したため、外観の違和感は極力低減できたと満足しています。 

ちなみにこれらのサッシは、アルミ樹脂複合タイプ。 以前の記事でもちらりと書きましたが、YKKAPの 「エピソード」 というシリーズであります。 
今更のようにチラチラ調べてみると、アルミ樹脂複合サッシは断熱性や気密性においてアルミサッシを凌駕するものの、樹脂サッシよりは劣る という微妙なポジションにあるようです。 
一方で、外側がアルミ製のためメンテナンスに関しては樹脂サッシよりも優秀 (樹脂サッシは紫外線に弱く、ケースによっては再塗装が必要となるらしい) で、価格も樹脂よりは安価であるとのこと。 

13070207サッシ比較表
サッシ素材の特性比較表 (「住宅の評判ナビ」 よりお借りしました) 


プランニング当時は世の中に樹脂を使ったサッシが存在することすら知らず、「木製がダメならそのエピソードとかいうのでええんとちゃう?」くらいのいい加減なノリでHMに勧められるまま採用したアルミ樹脂複合サッシでしたが、結果から見れば悪くないチョイスであったと思っています。 



それよりも何よりも、サッシに関しては、そもそも木製ってどうよ?という根源的な問いかけのほうが私にとってずっと関心のあるテーマなのですが、そちらについてはまたいずれ改めて。 


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